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まつげエクステの安全性と作業効率を向上させるテープワーク術

安全性と作業効率を向上! テープワーク術

代表廣瀬が行く!サロンインタビューvol.4

テープワークを学ぶため、代表廣瀬がEYELAさんに訪問させていただきました。

EYELA銀座店

〒104-006 東京都中央区銀座4-3-5 松輪ビル2F
TEL.03-5928-3353

EYELAのHP

Make you heroin Make you Smile をコンセプトに、都内を中心に現在11店舗を展開する、アイラッシュ専門サロン。技術力の高さに定評があり、全美連や東京美容師組合(BA東京)など多くの団体でのデモ・指導にあたる。運営AOE 株式会社 http://aoe-co.net/

「テープワークは施術の50%を決める」

とアイラさんでは考え、新人スタッフへの研修では特に力をいれている箇所だそうです。使用する素材・意味からしっかりと学び、安全を確保しながら施術の効率をはかれるようなテープワークを、全行程約1分で仕上げるのが基準点だそうです。

また、顧客への負担を考えて、施術のやりやすさを優先し過剰な枚数を避けていらっしゃいます。アッパーテープさえも貼らないことが多くあるとのこと。

基礎である、テープワークの意味・技術を、多くの団体で指導にあたるEYELAの川崎さんからしっかりと学びたいと思います。

アンダーテープの目的

  • 下まつげにグルーが付着しないようにする
  • アクシデントによる、ツイーザーの先端から皮膚の保護
  • 涙、グルーやリムーバーが垂れた時に吸収し、それらが流れて目の中に入らないようにさせる
  • まつげを見えやすく、施術効率をあげる
準備

テープをセットする

テープをほこりから守り衛生的に保つため、必ずテープケースに入れます。

誤って落としたときなど、サイドの粘着はほこりがつきやすいので注意が必要です。

専用ケース『きるる』は、カッター機能もついて便利です。

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(下層)アンダーテープをはる

下のテープはまつげの保護を目的とします。肌に直接触れるテープになるので、伸縮性と通気性に優れたスキナゲートをはります。

いきついたのがこれ!スキナゲート

メッシュ素材なので、柔らかく・通気性に優れていて、お客様の肌に直接触れても負担が軽減されるそうです。

片目2枚。テープの粘着を手の甲で調整します。端を折るのはアッパーテープの時だけです。

指は眼球を抑えないように皮膚のみを動かし、まぶたに触れないように注意しながら貼ります。

確認ポイントは、

  • テープの浮きはないか
  • 下のまつげが飛び出ていないか
  • 上下のまぶたや粘膜に触れていないか
  • テープアウトの際、多少掴みにくくても、テープが浮いてくるため、端を曲げない
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(上層)アンダーテープをはる

不織布の優肌絆を使います。色は乳白色。

下のテープはメッシュ素材のため、そのままだと目がちらつき見えにくくなるので不織布のテープでカバーします。また、万が一、グルーやリムーバーが垂れた時、流れて眼球の中に入るのを防ぐため、吸水性のある不織布をカバーとして重ねるそうです。

優肌絆

下層のスキナゲートをカバーするように、重ね合わせて貼ります。

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(上層)アンダーテープをはる

上まぶたの調整で貼りますが極力テープは避けるため、

貼る見極めのポイントは、
「下のテープにまつげが貼りついていないか」。

なので、毎回貼るということはないそうです。

多少でもまぶたが持ち上がることで、開いたまぶたから揮発成分が眼球を刺激する可能性をさけるため、極力貼らないそうです。

肌に直接触れるものなのでスキナゲート。下と同様手の甲で粘着を調整しますが、今度は端を折ります。

注意するのは、まぶたを持ち上げすぎて、装着の高さを誤ってしまうことだそうです。

仕上がりのデザインに影響が出るようなひっぱり方はせず、毛はあげない、皮膚をほんのわずかに動かすそうです。

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確認

必ず左右の下から覗き込むように、眼球がひらいていないか目視で確認し、不快ではないかどうかお客様にお声かけをします。時間にしてここまでで1分。

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テープアウト

施述終了後は、先端の丸いツイーザーでテープを剥がしましょう

Movie

テープワークを動画でご覧いただけます

インタビュー雑記

かねてから、お会いする技術者が常に高い技術力と正確な理論を持つアイラさんに興味があり、もっと知りたいと今回探訪をいう形で実現しました。装着の技術ではなく、あえて、テープワークでお願いをしました。奥が深く、意外にスタンダードなところを正確に行うのは難しいのではないかと思ったからです。お願いして正解でした。

細かなチェックポイント、張り合わせるテープの素材まで理由があり、非常に勉強になりました。たまに、施術のやりやすさを優先し、貼る枚数が過剰であったり、アッパーテープを貼る意味がない・・・なんてこともしばしば見かけるので、ご自身の振り返りにも動画も合わせて是非ご覧いただきたいです。ご快諾いただいたAOE 株式会社小笠原槙社長、技術協力いただいた川崎まいさん、ありがとうございました。

インタビューにご協力いただけるサロンさま、ご応募お待ちしております。

今までのサロンインタビュー

vol.1:
vol.2:
vol.3:
vol.4:
  • 特集記事)安全性と作業効率を向上させる、テープワーク術
  • コラム)もっと知るテープワーク

インタビュー詳細

訪問者
廣瀬涼子(株式会社ビュプロ代表)
訪問内容
サロンの魅力を取材し、弊社コラムやHPに掲載させていただきます。
募集先
日本国内及び、海外
所用時間
2時間程度(訪問時間はご相談ください)
費用
無料 *商品の購入などございません。

お申込み

「サロンインタビューの件」と以下にご連絡ください。

0570-089-152(10:00〜17:00 定休:土日祝)

info@the-beautyproducts.com(FAX・E-mail は24時間受付)

株式会社ビュプロ
〒135-0064 東京都江東区青海2-7-4 theSOHO723

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